5年度位前の話だ。僕は、小さな神様として、
地元の方々から指名を受け伊勢会水ヶ江93代を務めた。繁栄、無病息災を願う佐賀市伝統の神様である。
地方の経営者、リーダー達が名を連れる神様ではあるが、その神を務める方々は地元と言えども中小企業のそうそうたる経営者揃いである。
そこに僕・・・。それは「おかしかろう!?」
と、
言うことで、再三断った。
ましてや名はオニザキ・・・「名前の通り!神様にはなれません!」
と、断り続けた。
しかし、旨いこと言う方が現れた。
「消防団に入れば!その、神様は断れるぞ!」
と!
それで、40歳半ばで地元の消防団に入った。なのに、神様の依頼は続いた。
両親に相談したら
「それは、辞めたがいい。お金もかかる!」
ならば尚更無理である。
僕は当時、資金繰りでくたくたで、「死んで詫びよう!」
と、思うぐらい経営に疲れていた。そんな僕が?神様?それも自腹切って!
とても!無理だ・・・。
その思いを、お声かけて頂いてる社長に妻と、「断るために」話しに言った。
(つづく)
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